
[ 摂取経路 ]
炭水化物(米・パン・麺・穀物・芋類など)が唾液で分解されると、
ブドウ糖になります。毎日自然に食事で摂取されてます。
[ 用 途 ]
①体を動かすエネルギー源(脳・血液など)として使われます。
②使われなかったブドウ糖は、貯蓄(肝臓・脂肪など)されます。

ブドウ糖が受け渡しされるときに”インスリン”という物質が活躍します。

発病には”インスリン抵抗性”と”インスリン分泌不全”が関与しています。


三大合併症(網膜症・腎症・神経障害)の他、脳梗塞・心筋梗塞・壊疽などを引き起こします。)


下記の検査の組み合わせで、糖尿病を診断します。

診断後は、主に血糖値・HbA1c値を用い(血液検査)、血糖コントロールの状態を把握し治療いたします。


食事療法
◇ 腹八分目
◇ 食品の種類をできるだけ多くします
◇ 脂肪は控えめに!!
◇ 食物繊維を多く含む(野菜・海草・キノコなど)を多くとりましょう
◇ 著食・昼食・夕食を規則正しくとりましょう
◇ ゆっくりよく噛んで食べましょう
(日本糖尿病学会編:糖尿病治療ガイド2010.文光堂・東京・2010;38 より引用)
運動療法
◇ ブドウ糖が筋肉内にとりこまれ、消費されます
◇ インスリン抵抗性を改善します
◇ 併存する高血圧、脂質異常症を改善します
◇ 食後30分程度の運動を心がけましょう
◇ ややきついぐらいの運動にとどめましょう
◇ 高強度の運動は、むしろ悪化指せる可能性があります
薬物療法
◇ 経口薬
◇ インスリンやGLP-1受容体作動薬などの自己注射
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