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最終更新日:2010.8.30
                            日本脳炎の予防接種                                                  




・ 蚊(主にコガタアカイエカ)を媒介として、人に感染する病気です。
・ 蚊の動きが活発になる夏には、特に注意が必要です。
・ ほとんどは感染しても気づかない程度ですんでしまいます。
・ ごく希に発症することがあります(100人~1000人に1人程度)。
・ 症状は、高熱・頭痛・嘔吐などに引き続き、急激に光への過敏症、意識障害
  神経系障害(脳の障害)が生じます。
・ 発病すると死亡したり、後遺症が残ることもあります。





平成17年5月30日
重篤な健康被害により、厚生労働省より積極的な勧奨
の差し控え。

平成21年6月2日~ 日本脳炎の新ワクチンが使用認可。H22.4.1より日本脳炎
定期予防接種Ⅰ期の接種期間に該当する方(H 22年度に
おいては3歳に対する初回接種)に対し、積極的な推奨と
なりました。
平成22年8月27日~ 定期予防接種Ⅰ期およびⅡ期の接種期間に該当する方に
おいては、積極的な推奨・公費負担となりました。




新しい日本脳炎ワクチンが認可されました

H22.8.27より日本脳炎定期予防接種Ⅰ期およびⅡ期の接種期間に該当する方に対し、積極的な推奨となりました。予約による接種とさせていただきます。

公費による接種対象者は、下表のごとくです。

・Ⅰ期初回
 (積極的推奨)
生後6~90ヶ月未満・・・・・・標準として3歳
(回数;6~28日間隔で2回)
・Ⅰ期追加
 (積極的推奨)
生後90ヶ月未満・・・・・・・・・標準として4歳
(Ⅰ期初回終了から概ね1年後、回数;1回)
Ⅱ  期 生後9~13歳未満(回数;1回)・・・・・・標準として9歳





解析対象例数:

  123例(田辺三菱製薬)

重大な副反応の可能性

  (※ 他のワクチンでもおこり

          うる副反応です)

  ・ショック

  ・アナフィラキシー様症状

  ・急性散在性脳脊髄炎

  ・脳症

  ・痙攣

  ・急性血小板減少性紫斑病



 ・ 第1期初回~第Ⅱ期の全員に接種可能です(公費負担)。
 ・ 旧ワクチンでⅠ期の接種を途中で中断した児 [ 対象年齢内(生後6ヵ月~
   90ヵ月未満 )、9歳~13歳 ] も、定期接種として新ワクチンを使用できます
   (公費負担)。ただし公費負担の総回数は旧ワクチン接種を含めて4回まで
   です。

※)上述は平成22年8月27日時点であり、今後改正の可能性があります。

日本脳炎および新ワクチンに関するQ&Aは以下のページでご覧ください。
国立感染症研究所情報センターHP「日本脳炎Q&A」
http://idsc.nih.go.jp/disease/JEncephalitis/index.html

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