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 男性型脱毛症（AGA）とは
男性型脱毛
”一定のパターン” を形成し、加齢とともに進行する.
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1.こめかみの上から始まり、生え際の後退「M字」パターン.
2.頭頂部の毛髪が細くなり、薄毛や禿髪となる.
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老人性脱毛
”一定のパターン”を作らず、加齢に伴い全体に頭髪の数が少なくなる.
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生え際のラインは変わらずに頭部全体の毛髪が細くなる. |
男性型脱毛症（AGA）の原因
一般的に「DHT（ジヒドロテストステロン：AGAの原因物質)」や「遺伝」などが考えられています
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１．男性ホルモン
２．遺伝
３．不適切な生活
食生活の乱れ,睡眠不足,運動不足,喫煙,酒
４．不適当なヘアケア
過度の洗髪,パーマ,ドライヤーの酷使
５．ストレス
６．頭皮の緊張・こわばり
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男性型脱毛症（AGA）の治療
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１．内服薬・・・・・ＤＨＴを抑制します.
▸ プロペシアR（自費診療）
▸ フィナステリドR（自費診療）
▸ ザガーロ（自費診療）
２．外用育毛剤（医薬部外品）・・・頭皮の血流改善.
リアップ（1日2回）が一般用医薬品として販売されています. 有効成分の濃度が既存品の5倍に高めた”リアップ×５60ｍｌ(希望小売価格：７４００円)も有効です.
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飲み薬の効果
A :治療効果は抜け毛が減ったかどうかが目安になります. 効果発現には早くても3ヶ月、通常6ヵ月の連日投与が必要です. また効果持続のためには継続して服用することが必要です. 6ヵ月以上投与しても進行遅延が認められない場合は、投与中止を検討する必要があります. 円形脱毛症には効果ありません.
内服中の注意事項
A :服用中は血清PSA値が約50%低下する可能性があります. 前立腺癌の検査を受ける際は、担当医にフィナステリド内服中であることをお伝え下さい. また副作用で勃起不全（0.1%）が報告されています.
飲み薬と食事
A ：食事の影響を受けないため、食前・食後いつでも内服が可能飲み忘れ防止のため、決まった時間の内服をおすすめします.
いつまで飲み続けるか？？
A ：服用をやめると、再び薄毛が進行します. 服用を続けることが重要です. ご自分で”もういいかな”と思ったときが辞め時です. 定年や娘の成長、結婚など人によりゴールは様々です.
飲み薬の効果発現
A ：治療効果は抜け毛が減ったかどうかが目安となります.
効果が確認できるまで通常6ヵ月の連日投与が必要です. 6ヵ月以上投与しても進行遅延が認められない場合は内服の中止を お勧めします.
他の薬との併用は？？
A ：頭皮につけるタイプの養毛剤・発毛剤と一緒に使った場合の安全性について問題となった報告はありません. また風邪薬などと飲み合わせが問題になったという報告はありません.
女性にも使えますか？？
A ：女性は使えません. 妊娠中の女性が服用すると、男子胎児の生殖器官に発育異常を生じる可能性があります.
何歳から使えますか？？
A ：20歳未満での安全性・有効性は確認されおりません.
治療費について
A ：AGAの治療には健康保険が使えないため全額実費となります. プロペシアの特許期間満了により、ファイザー製薬より同成分のフィナステリド(ジェネリック)が発売されました。プロペシア(MSD株式会社)やフィナステリド（ファイザー製薬）は中止すれば再度脱毛が進行するため継続した服用が必要であり、経済的負担は決して軽くはありません.フィナステリド（ファイザー製薬）はジェネリックであるため、プロペシア(MSD株式会社)の7割程度の負担ですみます.
| プロペシア |
初回診察・処方(1ヵ月分)
2回目以降(1ヵ月分)
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10,000円
9,500円 |
| フィナステリド |
初回診察・処方(1ヵ月分)
2回目以降(1ヵ月分)
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7,480円
6,980円 |
詳しくは、MSDあるいはファイザー製薬のホームページをご覧下さい.
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