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最終更新日:2010.12.15
                              子宮頸がん予防ワクチン
                                              

保健事業の一環として、「子宮頸がん予防ワクチン」を実施いたしております。



発がん性HPVとは、"ヒトパピローマウイルス16型および18型 (HPV16/18)"
のことであり、子宮頸がんを発症するリスクが高いウイルスです。
感染は、全ての年齢で認められ、特に20~30代の若い女性で多いとされて
います。HPV16やHPV18に感染していると、子宮頸がんの前がん病変である
高度異形成の発生率が高くなります。




・ HPV16、HPV18による
  子宮頸がんの予防
サーバリックスによる感染予防
・ HPV16、HPV18以外の
   原因による子宮頸がんの予防
定期的な検診による早期発見




サーバリックスは3回接種により、HPV16/18に対し高い抗体価がえられます。
本ワクチンの効果と、最新の日本人の疫学報告および子宮頸がんの年齢分布を
照らし合わせると、本ワクチンによって全ての子宮頸がんの発症数を約70%減少
すると推計されています。
予防効果の持続期間は、確立されていませんが、メーカのシュミレーションでは、
20年間維持されると推計されています。また、現時点で成人女性で6.4年間
(平均では5.9年間)までサーバリックス接種による抗体と予防効果が続くことが
確認されています(海外臨床試験成績)。なお、現在も接種後の経過観察が
続けられております。将来サーバリックスの追加接種が必要となる可能性も
ありますので、今後得られる情報にもご留意ください。




 ・ 接種時すでに感染が成立しているHPVの排除
 ・ HPV関連の病変の進行予防効果
 ・ 子宮頸がんおよびその前駆病変への予防
 ・ HPV16/HPV18以外のタイプのHPV感染





 ・ 子宮頸がん検診を受診する
 ・ ヒトパピローマウイルスへの暴露に注意する(性的活動にて感染します)
 ・ 性感染症に対し注意する




 ・ 接種対象  10歳~成人女性 (上限は設定されていません)
 ・ 妊婦・産婦 : 妊娠終了後に接種することが望ましいとされています
 ・ 料   金 : 一回 15000円(税別)











サーバリックス接種後24時間は過度な運動をさけて下さい。
軽度から中等度ですが、接種後下記の有害事象が報告されています。
 ・ 局所の症状 : 注射部位の疼痛・発赤・腫脹
 ・ 全身の症状 : 疲労・筋痛・頭痛・胃腸症状・関節痛・発疹・発熱・じんま疹



                                     
Q  ワクチン(サーバリックス)は3回接種が必要ですが、2回目あるいは3回目を忘れた場合どうしたらよいですか。
A  接種を忘れていたことを気付いた時点で接種を再開し、必ず3回の接種をうけるようにしてください。接種時期がずれても、最初から接種うけなおす必要はありません。
Q  ワクチン(サーバリックス)の接種が3回終わる前に、妊娠が判明した場合はどうしたらよいですか。
A  妊娠が判明した時点で、接種をいったん中止します。出産後に残りのワクチンを接種します。妊娠で接種中断しても、最初から接種し直す必要はありません。
Q  ワクチン(サーバリックス)が無料で受けられるって本当ですか?
A  ワクチン(サーバリックス)は、このたび、国において公的補助が創設され、岡山市において行政接種として、平成23年1月から無料化予定となりました。 対象年齢が限られております
。今後の日程などに関しましては、こちらにて随時更新いたします。
                       グラクソ・スミスクライン株式会社 資料参照
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