岡山市 内科|岡山市円山、内科、呼吸器科、消化器科、外科
整形外科など皆様の家族のかかりつけ医としてご利用ください。
最終更新日:2008.4.4
極めて感染力が強く、重症度の高い感染症です。
約30%の人に合併症(肺炎・中耳炎・脳炎)がおこるとされています。
カタル期
(3〜4日程度続きます)
風邪症状(38℃前後の熱・咳・くしゃみ・鼻水・目の充血等)
口の中に白いブツブツ(コップリック斑)がします。
3日前後でいったん熱が下がります。
最も人にうつりやすい時期です。
発疹期
(4日前後続きます)
再度“40℃近い高熱”と発疹がでます(4〜5日)。
咳のある時期が特に人にうつしやすいとされています。
回復期
発疹が茶色に変色しながら正常に戻ります。
ウイルスを退治する薬はないため、自然に治るのを待ちます。
安静・水分補給を欠かさないようにしましょう。
消化が良くて食べやすいものを摂取しましょう。
水分補給
エネルギー源となるブドウ糖が最適です。
ビタミンやミネラル
(煮野菜・果物・魚・乳製品)
皮膚・粘膜を守るために必要です。
緑茶・紅茶
血流をよくし、ウイルスに抵抗する成分が含まれています。
発疹が茶色に変色するまでは、入浴を避けましょう。
幼稚園・学校には行けません(欠席扱いにはなりません)。
仕事には行けません。
熱が下がってから、3日たつまでは休んで下さい。
母子手帳で、ご自分の麻しんワクチンの接種歴を確認しましょう。
※ワクチン接種は昭和53年から始まっています。
※昭和45年以前に生まれの方は、幼少期にほとんどの方
がかかっており、感染の心配はないとされています。ワク
チンによる抵抗力と違い、自然に獲得された抵抗力は長
期にわたって残り、一生かかることがないとされています。
衣服の消毒は必要ありません(ウイルスは温度や紫外線に弱いため)
体温が37.5℃以上になったら、ご相談下さい。
受診の際は、”麻しん(はしか)”の人と接触したことをお伝え下さい。
もっとも効果的なのは予防接種です(特に接触後3日以内の接種)。
手洗い・うがい(唾液・鼻汁・目やに・尿に排泄されます)。
マスクでの予防は困難とされています。
非常にまれですが、以下のもの等が報告されています。
38℃以上の発熱(2〜3割)。
蕁麻疹
脳 症(百万人に1人以下)
発 疹(1〜2割)
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